今回のお話はシンプルです。
紫外線予防の重要性について
お話してまいりまます。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤ってどんなもの?
日焼け止めに記載されている
SPF値を決める検査規定は
世界基準で測定します。
日焼け止めを
2cm×2cm四方に
2ml量を置いて
どれだけ紫外線をブロック
できるのか数値で表したのが
SPF〇〇と
PA+++です。
サンブロックの指標
サンブロックの指標ですが
1SPFあたり約15分です。
4SPFで1時間なので
40SPFだと
10時間のサンブロックが可能です。
たまに100SPFといった
高数値の日焼け止めを見かけますが
ほとんど意味がありません。
SPFの大きさよりも
2cm四方あたりに
2mlの量が基準、ですから
ちゃんと厚塗りできているか
どうなのか?が重要です。
何度も塗り直したりして
工夫すれば問題ありません。
数値が大きければ大きいほど
ただの気休めに近く、意味をもちません。
数値の高い日焼け止めは、
かえって肌に負担をかけるだけです。
紫外線ブロックの数値や内容は
妥当なものを選びましょう。
*WHO=UVインデックスでは
全世界のUV情報を
ネットで配信しています。
ここでは各国のUV情報や
長袖を着たほうがよい、などの
注意喚起が掲載されているので
参考になさってください。
紫外線吸収剤の代表的成分
◆オキシベンゾン
◆オクチノキサート
◆オクチサレート
◆ホモサレート
◆アヴォベンゾン
これら成分の特徴は
紫外線のエネルギーを
熱として放出する点です。
いったん紫外線を吸収して
それを熱に変えて放散するため
人によっては、痒みがでます。
これは、紫外線吸収剤の
成分が問題なのではなく
吸収剤が放出する熱が原因
となっています。
あせもができやすい人は、成分の影響で
あせもが悪化することがあるので
なるべく使用しないほうがよさそうです。
紫外線反射剤の代表的成分
◆酸化チタン
◆酸化亜鉛
これらの成分は
紫外線を反射・散乱させます。
紫外線の浸透を
ブロックする力があります。
ちょうど肌の上に
一枚のベールをのせるような
イメージに近いのですが
反射剤だけだと
塗った時に白浮きするのが難点です。
メイクの際は、白浮きのカバー法など
コツを掴むとよいでしょう。
紫外線ブロックと肌への負担
SPFを高めるためには
化学成分をたくさん混ぜないと
高SPF値を合成することはできません。
化学合成された成分は
肌に大きな負担をかけます。
紫外線をブロックしても
肌がボロボロになるようでは
本末転倒です。
紫外線を浴びる前に
肌にビタミンEとCを
しっかり補給すると同時に
積極的に保湿することで
肌の健康をキープしましょう。
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