腸内環境の良し悪しで
美容健康に関する
さまざまな内容が決定する
というお話をしました。
『腸内フローラ』に
ついてお話いたします。
腸内フローラとは
大腸には約1000種類、
100兆個もの腸内細菌が
生息しているといわれ
腸内細菌すべてを合わせると
1.5~2㎏もの重さがある
ことがわかっています。
腸内細菌は、種類ごとに
グループを形成して
活動しているのですが
腸内細菌が密集する様子が
ちょうど花畑のように
見えることから
『腸内フローラ』と
呼ばれるようになりました。
腸内フローラの様態は
人それぞれ違うのですが、
年齢や普段の食事といった
生活習慣の変化に伴い
腸内フローラの内容も
常に変化し続けています。
腸内環境の見極め方
理想の便の形状は
『バナナ』のような形で
固すぎず柔らかすぎず
臭いがきつくなく
力を入れていきまなくても
スルッと排便できる、
というものです。
このような状態であれば
腸の中で菌のバランスが
良好に保たれている、と
考えてよいです。
逆に、
コロコロした硬い便や
水分が多くてゆるい便は、
悪玉菌が多すぎたり
ストレスなどが原因で
自律神経のバランスが
乱れている可能性が
高いかもしれません。
他にも、寒さや冷えが原因で
腸の活動が衰えることで
便秘になることがあります。
腸内フローラのバランスをとる
腸はストレスによって
ダメージを受けることが
わかっているため
腸内環境を整えることが
美容健康のバロメーター
ともいえるのです。
また、腸内フローラは
食物繊維不足や偏食、
食品添加物やアルコール、
砂糖の摂りすぎ、過食など
不規則な生活が続くと
すぐにバランスが崩れます。
女性の場合、40歳を越えると
副交感神経が低下して
便秘になりやすくなるので
こうした影響を少しでも
軽減するために
日頃から自律神経の状態や
腸内環境を良好に整えるよう
意識することが重要です。
副交感神経を優位にして
リラックスするための
自分なりの方法を
確立するとよいでしょう。
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