『マスク肌荒れ』
についてお話します。
マスクで肌荒れが起きる理由
コロナ禍の影響によって
日常生活に余儀なくされた
マスク着用の義務ですが
『肌荒れ』の悩みを
訴える人が増加中です。
マスクで蒸れる
マスクの中は蒸し風呂と
まったく同じ状態で、
私たちの呼気や汗により
常に蒸れています。
季節や気温の変化、
肌のコンディションでも
蒸れに対する感じ方に
違いがあるのですが
蒸し風呂状態であるのは
間違いありません。
蒸し風呂状態になると
肌の乾燥を極度に進めて
敏感な肌へ傾きやすく
他の外的要因にも反応を
おこしやすくなるのです。
入浴中は肌がしっとりと
潤っていたけれども
お風呂からあがったとたん、
一気に肌がつっぱったり乾燥を感じる
などの経験をしたことは
誰でも一度くらいはあるのではないでしょうか?
この状態は、実際には
入浴することによって肌が潤っていた、
というわけではなく、
お風呂の湯気によって
肌表面の角質層が水分をたくさん含み、
ふやけた状態になっている
ということなのです。
ですので、
外気の影響を非常に受けやすく
お風呂から上がって10分もしないうちに
入浴前の肌の水分量よりも
乾燥がすすんでしまう
という現象がおこります。
お風呂から上がったり洗顔の後、
できるだけ早くスキンケアをすべき理由は
このことによります。
そして、
これと同じ状態が
マスク着用の際にも起きているのです。
マスクと肌がこすれる
他にも、マスク着用のまま
会話をすることで
表情筋の動きに対する
マスクの抵抗がおこり
擦れることによって
肌表面が傷つけられたり
バリア機能を乱します。
マスクを着用することで
ニキビや湿疹の出現、
アトピー性皮膚炎の悪化、
ヘルペスや接触皮膚炎など
肌トラブルを抱える人が
多く見受けられます。
マスク着用時ならではの
スキンケアに注意すべき点を
しっかりと学びましょう。
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