腸内フローラを整えることの
重要性について
くわしくお話しました。
『糖化ストレス』に
ついてお話いたします。
人間の体はたんぱく質です!
極端な言い方になりますが
人間の身体は、
皮膚も髪も
爪も骨も筋肉も
臓器も血管も血液も
たんぱく質でできています。
私たちが食事で摂取して
吸収されたのち
残り余った余分な糖は、
たんぱく質と結びついて
たんぱく質の形を変え
たんぱく質を劣化させます。
たんぱく質の変性と老化
糖とたんぱく質が結びつき
変性・劣化した
老化物質のことを
AGE(終末糖化産物)といいます。
老化物質であるAGEは、
一度蓄積されると
数十年間、分解されず
体内に留まったまま
肌や髪、骨など
全身の老化を進行させる
ことがわかっています。
AGEができる原因
糖質の過剰摂取のほかに
紫外線を浴びすぎたり
野菜不足や運動不足、
ストレスが挙げられます。
体の中の血糖値が高いと
糖と体のたんぱく質が
結びつくことによって
AGEが発生してしまいます。
血糖値が高ければ高いほど
糖に触れる時間が長く
AGEが溜まり続けてしまう
といった仕組みなのです。
糖化が老化の原因になる理由
糖化が進むと肌年齢にも
大きな影響を与えることが
指摘されています。
肌に蓄積されたAGEは
ターンオーバーや
新陳代謝の力をつかって
外に排泄されることが一切ない、
ということが
事実として示されています。
糖化によって起こる老化の例
例えば、糖化によって
頭皮を構成するたんぱく質が
影響を受けた場合には、
頭皮が固くなったり
臭いが気になったり
髪が痩せたり抜けやすく
白髪が生えやすくなります。
皮膚で糖化がすすむと
コラーゲンを変性させて
弾力が奪われたり
黄くすみを招くことが
わかっています。
中でもAGEを急激に増やすと
示されているのが
『喫煙』です。
糖化は骨や血管など
どこでも起こりうるため
気が付いた時点から
食事の内容や調理法など
さっそく改善するよう
心がけましょう。
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