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2分
空調が整った生活が浸透し
汗をかきにくくなった
という話をしました。
汗腺の退化
汗をかく機会が減った状態が続くと
活発に働くべき能動汗腺を
少なくしてしまうことに繋がるので
要注意です。
能動汗腺が少なくなると
汗腺がどんどん退化して
次第に汗をかくことが
できなくなってしまいます。
汗をかかないと起こること
体温調節ができない
汗をかくことができないと
高熱がでてもなかなか
熱を下げることができず
熱がこもってしまい
体温調節がうまくいかず
危険につながります。
めまいや吐き気だとか
意識障害を招く
熱中症になりやすいので
要注意です。
汗の質が変わる
汗腺が退化すると
汗の質にも影響します。
健康な汗腺はもともと
体に必要な塩分を再吸収して,
また体内に戻すという
役割を担っています。
それができてはじめて
成分の99%が水分という
サラサラした汗になるのです。
ところが汗腺が退化すると
塩分の再吸収が
うまくいかないために
濃い塩分を含んでいる
ベトベトした汗が
出やすくなってしまいます。
ベトベトした汗は
臭いのもとになるだけでなく
体に必要な塩分を
外に出してしまうことから
体力を落としてしまい
熱中症に繋がりかねません。
[…] 汗腺が退化すると起こる困ったこと […]
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