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3分
汗をかくことの
重要性についてくわしく
お話してきました。
汗をかかない生活を
送り続けていると
能動汗腺が少なくなり
次第に汗をかけない体質に
なってしまいます。
それでは
汗腺がどんな役割を
担っているのかについて
お話してまいります。
汗腺のしくみ
汗腺は,
真皮の深い部分で分泌された汗を
細長い導管を通して
肌表面へ届ける器官です。
汗腺には
全身に分布する
エクリン腺という管と
特定の部位に存在する
アポクリン腺という管の
2種類があります。
エクリン腺
エクリン腺から発汗される
汗の成分のうち
99%は
血中から取り込んだ水で
残り1%は主に塩分です。
日本人の場合,エクリン腺は
約230万個あります。
これは1時間に1リットル以上
1日では10リットルもの
発汗能力を持っている
ことを示しています。
気温の上昇や運動だとか
発熱といった作用で
体温が高くなった場合に
汗をかくことを通して
体温を一定に保つよう
働きかけます。
このように
体温調整を積極的に行うことに
欠かせない汗腺のことを
能動汗腺と呼びます。
アポクリン腺
対するアポクリン腺は
脇の下や陰部,耳の中といった
限定した部位に存在し
異性を惹きつける
フェロモンの役割を
果たしていたといいます。
汗腺の活性化
汗腺は
汗をかかない生活を続けていると
次第に退化してしまうのですが
継続的に汗をかけば
汗腺を活性化して
いい汗をかけるようになります。
継続的な汗をかくのに
最も適しているのは
ジョギングやウォーキングが
よいといわれています。
サロンで効果をあげるなら
ヒートマットや
遠近赤外線,
発汗作用のあるジェルや
オイルなどの活用が
発汗を促していく
サポートとして有効です。
食べ物でサポートするなら
ショウガや香辛料,
ハーブが役に立つでしょう。
汗をかくとカリウムが
不足しやすくなるので
バナナなどカリウムを含む
ものもお勧めです。
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