肌のメカニズムが理解できたら
お肌を目視するだけで
いまのお肌の状態を
どうすればよりよく改善できるのか
その方法を読み解くことができます。
顔だけでなくデコルテや背中など
全身どの部位であっても同様に見抜けるので
引き続き
肌を見抜く力を養ってまいりましょう。
今回のお話はゆらぎ肌についてです。
ゆらぎ肌は必ずしも更年期という意味ではありません。
ゆらぎ肌ときくと
年齢に伴う肌の変化を
イメージする人が多いのですが
実際には年齢や性別などは
まったく関係ありません。
肌の見た目には
トラブル肌によく似た症状で
見分けがつけにくく
自分がゆらぎ肌であると
気がつかない場合がほとんどです。
急に調子が悪くなったり
そうかと思うと
すぐによくなったりして
なかなか肌が落ち着かず
長くかかる時もあれば
短くすむこともあります。
なんとなくいつもと違う?
と感じたり
あれ? おや?といった
違和感のある状態が
くり返し起こるのですが
必要以上に慌てたり
過度の心配は不要です。
普段の肌質が敏感肌ではないのに
急に化粧品が合わなくなったり
しみたりピリピリしたり
乾燥してカサカサしたり
ニキビではないけど
ニキビのようなものができたり
小さな吹き出物がでたりして
なかなかすぐによくならないので
トラブル肌と区別するのが
難しく、間違えやすい点は
要注意です。
肌が敏感や乾燥を
引き起こしやすいけど
敏感肌や乾燥肌といった
特定の肌ではない
そこまでなっていない
というときに
肌が揺らいでいることを
取り上げて
ゆらぎ肌といいます。
ゆらぎ肌の正体とは?
バリア機能の低下と
ターンオーバーの乱れが生じると
肌が一時的に不安定になります。
この繰り返し起こる
変化についていけず
突然お肌が
敏感な状態になってしまう
というのが
ゆらぎ肌の正体です。
ゆらぎ肌にどう向き合えば
肌を守ることができるのかは
こちらの記事をご覧ください。
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