肌更新のチャンスを活用して
美肌をつくる秘訣
についてくわしくお話します。
肌が揺らぐ時期
こちらの記事で
肌が揺らぐ時期は
3月〜5月とお話しましたが
実際には年間を通して
便利な生活と引き換えに
毎日のように
自ら肌を揺るがしています。
肌が揺らぐ時期とは
私たちの身体の仕組みを
生物学的に
生理的に
本能的に
更新する時期のことです。
植物の成長サイクルを
表すとこんな感じです。
春に新しい芽が出て
夏にぐんぐん成長し
秋に衰えはじめ
冬に蓄えの時期に入る
人間の身体のサイクルも
これとよく似ています。
特に皮膚が目に見えて
わかりやすいと思います。
年間をとおした皮膚の成長サイクル
肌は、夏の暑い紫外線から
身体を守るために
去年までお世話になった
古い肌を解消して
揺らぎながら
新しい肌をつくる
準備を開始します。
この時期がちょうど
春の3月～5月です。
四季とお肌の関係
初夏から真夏にかけては
皮膚の厚みを増すことで
紫外線から肌を守り
秋になると
夏の紫外線とさんざん闘ったあとの
お疲れが徐々に見えはじめ
冬は蓄えることで肌を休めて
春にはまた肌を刷新することで
今年の闘いに向けて
肌が準備を開始する...
このルーティーンを毎年、
毎年繰り返しています。
季節に合わせた肌の調整
生命を守るためには
紫外線( UVA波とUVB波 )が
身体の中(脳や各臓器）に
ダメージを与えるのを
最小限に抑えなくてはなりません。
ですので通常でいう
肌が生まれ変わる
28日周期のターンオーバー以外に
年間を通して
季節に合わせて揺らぎつつ
肌の質を調整しながら
身体を守っている
というメカニズムです。
冬の肌と保湿
肌のゆらぎ期に入る
少し前の冬の季節は
季節柄、北風や暖房など
内外の気温差が大きく
乾燥しやすくなっています。
よくこの時期は保湿ですよ
と耳にしますが
考えている以上に
とても重要な時期です。
単に保湿すればよい
ということではなく
肌をつくる時期でもあるので
積極的にケアすべきと
捉えてください。
美肌を作る考え方
日差しが少ない冬の季節は
紫外線の影響が少ないので
ピーリングケアや角質ケアなど
剥離することで
ターンオーバーを促すチャンスです。
①積極的なピーリングや角質ケア。
②美容成分をたっぷり導入。
③栄養バランス。
④同時に保湿。
これらの努力で培ったことが
次のゆらぎの時期に
新しい肌を更新する際の土台
となって活きてきます。
どんなに丁寧に肌をつくっても
その年の気候や食生活や
環境やストレスのほか
ホルモンバランスなどなど
毎回、同じ条件で更新できるとは限りません。
さらに私たちは
歳も重ねています。
肌は常に変わる
ということを
しっかりと念頭において
その都度、よりよいメニューを考えましょう。
コメントフォーム