前回のブログでは、
細胞と細胞が
デスモソームという
フィラメントで繋がっている
という話をしました。▼
※今回のブログは、前回の続きです。
細胞の中は、NMFという
天然保湿成分が満ちており
細胞と細胞の間は、
細胞間脂質で満ちてます。
バリア脂質の構成
バリア脂質の構成は下記のとおりです。
セラミド 50%
コレステロール 25%
脂肪酸 10~15%
その他の脂質 5%
紫外線やストレス炎症や
活性酸素などなど
外的要因の影響を受けると
脂質が酸化することで
バリア機能が破壊されます。
バリアは補給するもの
肌を守るためにも
バリア機能について
覚えておいてほしいことが
2つあります。
1.NMFといって細胞の中の
水分が減少すると
バリアの働きが弱くなります。
2.鉱物油を使用すると
化粧水や美容液の栄養成分を
肌にのせても吸収しません。
( 吸収できなくなります )
なぜならば、鉱物油という
人工的な油が膜をはるため
自力でのバリアをつくることが
できなくなります。
つまり、鉱物油含有のものを
使い続けているうちに
自力でバリアをつくる
という働きが弱くなってしまい
しまいには、自前のバリアを
つくれなくなって
わざわざ老化を早めているのです。
バリア機能の回復をうながす成分
■ツバキ,ひまわりエキスなど
天然のオイルでバリアを補給
■弱酸性のクレンザーを使用する
■鉱物油を避ける
■ヒアルロン酸やスクアランなど
保湿力の高い成分を選ぶ
■オメガ3系のサプリメント推奨
『健康な肌』の定義とは
バリア機能が
丈夫で安定していて
なおかつPH5の肌状態のとき
酵素の働く環境が整って
ターンオーバーが促される、
ことを指しています。
バリア機能を強化すると
アンチエイジングにも
効果があります。
ぜひ上記内容を
参考になさってください。
[…] バリア(皮脂膜)機能を高めて美肌をつくる part2 […]