バリア(皮脂膜)機能を高めて美肌をつくる part2

  
目安時間 3分  
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前回のブログでは、
細胞と細胞が
デスモソームという
フィラメントで繋がっている
という話をしました。▼

バリア(皮脂膜)機能を高めて美肌をつくる

 

※今回のブログは、前回の続きです。

 

細胞の中は、NMFという
天然保湿成分が満ちており

細胞と細胞の間は、
細胞間脂質で満ちてます。

バリア脂質の構成

バリア脂質の構成は下記のとおりです。

セラミド 50%
コレステロール 25%
脂肪酸 10~15%
その他の脂質 5%

 

紫外線やストレス炎症や
活性酸素などなど
外的要因の影響を受けると

脂質が酸化することで
バリア機能が破壊されます。

バリアは補給するもの

肌を守るためにも
バリア機能について

覚えておいてほしいことが
2つあります。

1.NMFといって細胞の中の
水分が減少すると
バリアの働きが弱くなります。

2.鉱物油を使用すると
化粧水や美容液の栄養成分を
肌にのせても吸収しません。
( 吸収できなくなります )

なぜならば、鉱物油という
人工的な油が膜をはるため
自力でのバリアをつくることが
できなくなります。

 

つまり、鉱物油含有のものを
使い続けているうちに

自力でバリアをつくる
という働きが弱くなってしまい

しまいには、自前のバリアを
つくれなくなって

わざわざ老化を早めているのです。

 

バリア機能の回復をうながす成分

■ツバキ,ひまわりエキスなど
 天然のオイルでバリアを補給

■弱酸性のクレンザーを使用する

■鉱物油を避ける

■ヒアルロン酸やスクアランなど
 保湿力の高い成分を選ぶ

■オメガ3系のサプリメント推奨

 

『健康な肌』の定義とは

バリア機能が
丈夫で安定していて
なおかつPH5の肌状態のとき

酵素の働く環境が整って
ターンオーバーが促される、
ことを指しています。

 

バリア機能を強化すると
アンチエイジングにも
効果があります。

ぜひ上記内容を
参考になさってください。

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林 貴子

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林 貴子

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