バリア(皮脂膜)機能を高めて美肌をつくる

  
目安時間 3分  
  • Facebookへのシェア
  • はてなブックマーク

今回のブログでは、肌を守る
メカニズムの中から

バリア機能について

くわしくお話してまいります。

バリア(皮脂膜)を構成する3つの要素

角質層のバリア(皮脂膜)は
3つの要素で
構成されています。

1.強い角質細胞(ケラチン)

2.バリア脂質

3.細胞内の天然保湿因子

 

バリア機能が最適な状態を
維持するためには、

PH4.5~PH5.5のPH値と
カルシウム勾配による
バリア機能の調整が必要です。

 

今回のブログでは、

皮膚細胞が良質な
バリアをつくりだす条件

について解説いたします。

 

細胞と細胞をつなぐ働きのデスモソーム

細胞と細胞はそれぞれ
フィラメント状のもので接着し
結びついています。

このフィラメント状のものを
デスモソームといいます。

 

細胞とデスモソームの接着部分には
カルシウム勾配が関与し
繊維と細胞と結びつけています。

デスモソームがうまく機能していると

結果的に美肌につながります。

 

オメガ3の働きがバリア機能を高める

細胞と細胞のすき間は
細胞間脂質といい

セラミド
脂肪酸
コレステロール

などで満たされています。

バリアが機能していても

活性酸素
ストレス
紫外線
お酒やタバコ
砂糖

などの影響を受けると

細胞間の脂質が
酸化してしまいます。

 

この時に、
炎症を減らしたり
細胞を守る働きを担うのが

オメガ3系の油です。

※ここでの細胞とは、皮膚だけでなく
全身すべての細胞を指しています。

 

健康と美容のために
青魚に多く含まれる
オメガ3系の油は欠かせません。

足りない場合は積極的に
補うべき栄養成分です。

バリア(皮脂膜)機能を高めて美肌をつくる part2

  • Facebookへのシェア
  • はてなブックマーク

この記事に関連する記事一覧

コメント1件

  1. […] 肌のバリア機能と細胞のことを知ってみよう […]

コメントフォーム

名前 

メールアドレス 

コメント

トラックバックURL: 
管理人プロフィール

林 貴子

サロン技術の専門家

林 貴子

ご訪問有難うございます。 このブログでは、 口コミだけでサロンを 大繁盛させる秘訣について くわしくお伝えしています。 私自身が、7年かけて創り上げた 独自メソッドの他に それを支える美容健康の 基本的な知識を シンプルにまとめあげました。 毎日3分間、読み続けることで 美容・健康のコアな知識が 集まるのはもちろん、 再確認の場にもなりますので ぜひコツコツと読み進めてくださいね。 あなたのオリジナルメソッドを つくりだすためのヒントが いっぱい詰まっています。 このブログを通して、 スキルアップのお役に立てることを 心から願っています。

 最近の投稿
カテゴリー
タグ

ページの先頭へ