今回のブログでは、肌を守る
メカニズムの中から
バリア機能について
くわしくお話してまいります。
バリア(皮脂膜)を構成する3つの要素
角質層のバリア(皮脂膜)は
3つの要素で
構成されています。
1.強い角質細胞(ケラチン)
2.バリア脂質
3.細胞内の天然保湿因子
バリア機能が最適な状態を
維持するためには、
PH4.5~PH5.5のPH値と
カルシウム勾配による
バリア機能の調整が必要です。
今回のブログでは、
皮膚細胞が良質な
バリアをつくりだす条件
について解説いたします。
細胞と細胞をつなぐ働きのデスモソーム
細胞と細胞はそれぞれ
フィラメント状のもので接着し
結びついています。
このフィラメント状のものを
デスモソームといいます。
細胞とデスモソームの接着部分には
カルシウム勾配が関与し
繊維と細胞と結びつけています。
デスモソームがうまく機能していると
結果的に美肌につながります。
オメガ3の働きがバリア機能を高める
細胞と細胞のすき間は
細胞間脂質といい
セラミド
脂肪酸
コレステロール
などで満たされています。
バリアが機能していても
活性酸素
ストレス
紫外線
お酒やタバコ
砂糖
などの影響を受けると
細胞間の脂質が
酸化してしまいます。
この時に、
炎症を減らしたり
細胞を守る働きを担うのが
オメガ3系の油です。
※ここでの細胞とは、皮膚だけでなく
全身すべての細胞を指しています。
健康と美容のために
青魚に多く含まれる
オメガ3系の油は欠かせません。
足りない場合は積極的に
補うべき栄養成分です。
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