サプリメントを選ぶ際に気を付けたい
有効成分の表示について
くわしくお話しました。
『有効性の証明』に
ついてお話いたします。
実験はサプリの有効性の証明になるか
製品の有効性を証明する際に
"細胞実験で証明"や
"マウスで試験"などの
宣伝をしている製品が
たくさん出回っていますが、
細胞やマウスでの実験結果が
そのままヒトに当てはまる、
ということはありません。
人によって人種の違いや
年齢や性別、体格はもちろん
成分の消化吸収率など
感受性が異なります。
細胞やマウスで、一部だけ
切り取って試験をしても
ヒトを対象にした時に
同じ結果を得て
さらに効果ま発揮できるか
どうかについては
まったく別問題なのです。
サプリメント摂取で体調変化が出た場合
一時的に体調が悪くなったり
反応が出たりすることを
効果がある証拠と捉えるのは
非常に危険です。
"ダイエットに効く"という
謳い文句を鵜呑みにして
サプリメントなどの製品を
個人輸入で購入し、
死亡事故につながるケースが
あとを絶たないのは
このことを意味しています。
個人輸入に限らず、
体調に異変を感じた場合は
すぐに摂取を中断することを
強くお勧めいたします。
程度にもよりますが、
体調が悪くなるということは
その製品が合っていない、
という証拠ですので
身体からのメッセージに
忠実であるほうが賢明です。
効果効能を謳う表示
"○○に対して効果がある"や
"好転反応"を謳う行為は
薬事法や医師法に
抵触する恐れがあります。
商品説明の表現として
このような言葉をつかって
相手に誤認させるような
勧誘を行うことは、
訪問販売法や特定商取引法で
固く禁じられています。
サプリメントに限らず
化粧品を選ぶ際にも
同じことがいえるので
参考にしていただけると
幸いに思います。
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