季節湯の楽しみ方のお話をしています。
春の季節に
欠かすことのできない
薬草についてお話します。
よもぎの使い方
よもぎは万能薬草といわれ
薬効や栄養価が高く
血行促進や保湿だけでなく
発汗や解熱の効果がある
とされています。
よもぎのさわやかな香りは
心を穏やかに落ち着ける
作用があります。
①生のよもぎ茎先20cmのものを
5~6本用意して
細かく刻みます。
②鍋で水から煮出したあと
こした煮汁を浴槽に入れて
入浴を楽しみます。
どくだみの使い方
日本三大薬草でもある
どくだみ草には
高い消炎抗菌作用があり
あせもや湿疹のほか
水虫やかぶれにも効果が
あるとされています。
①生のどくだみの葉や茎を
水洗いしてから
細かく刻んでネットにいれ
給湯口の近くに置いて
蒸らしながら
お湯をはります。
②ネットの中の成分を
揉みだしながら入浴すると
より効果的です。
菖蒲の使い方
菖蒲は特に根っこの部分に
精油を多く含んでおり
血行促進や疲労回復に
効果が高いとされています。
根が手に入らない時は
葉でも構いません。
①菖蒲の根または葉を
細かく刻み,
ひとつかみ分を
お茶パックに入れます。
②洗面器にパックを入れて
上から熱湯を注いだ上で
約10分ほど放置して
精油成分を抽出します。
③時間がきたら精油成分を
パックごと浴槽に入れて
入浴を楽しみます。
※菖蒲は乾燥すると精油成分が
揮発して抜けてしまうので
乾燥させないようにしましょう。
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