季節湯の楽しみ方をお話しています。
ここでは
様々な果物や野菜による
薬湯の恩恵についてご紹介します。
桃の使い方
桃は
実/葉/種/花のすべてが
捨てるところがない
といわれるほど
栄養価に富んでいます。
中でも肌によいのが葉で
消炎/解毒作用/収れん作用がある
といわれています。
ほかにも虫刺されや
あせも、湿疹などを
緩和する効果が期待できます。
①生の桃の葉30~40枚を
お茶パックに入れて
水から15~20分煮出したら
お茶パックごと浴槽に入れて
よくかき混ぜて入ります。
桜湯の楽しみ方
花びらが散った後の
桜の樹皮(桜皮)は
漢方薬にも使用されるほど
湿疹や打ち身などの
緩和が期待できます。
この時使用する桜は
生花店で販売されている
切り枝のことで
公共の場で育成されている
桜の木を折ったり
傷つけたりすることは
禁止されています。
①生花店で桜を手に入れたら
観賞を十分に楽しんだ後
花びらが散るのを待ち
桜の樹皮だけ落とします。
②樹皮を刻み天日干しで
乾燥させたら
約50gほどを
お茶パックに入れて
水から15~20分煮出したら
煮汁を浴槽に入れた上で
よくかきまぜてはいります。
大根湯の楽しみ方
干した大根の葉には
温泉成分にみられる
塩化物や硫化イオンが
含まれています。
これらの成分は
肌のたんぱく質と反応し
膜をつくる作用があるので
保湿効果が高まります。
新陳代謝を上げる効果も
あるとされているので
美容にお勧めです。
①切り落とした大根の葉を
2~10日くらいかけて
風通しのよい場所で
陰干しします。
②しっかり乾燥したら
細かく刻んで
お茶パックなどに入れ
そのまま浴槽に入れて
よくかきまぜます。
コメントフォーム