前回のブログでは
温熱療法(ボディセラピー)の
起源について解説しました。
今回のブログでは
現代の温熱療法に至るまでを
解説してまいります。
セラピーの本質
ギリシアやローマが
熱を応用したセラピーを発達させて
つくりあげた習慣とは違って
トルコ風呂では
冷たい水も重視しました。
そしてトルコ風呂の概念は
後のイギリスのヴィクトリア王朝に
返り咲きするのです。
ヴィクトリア王朝の人々は
まずウォームルームと呼ばれる
サウナのような部屋に入って
リラックスしました。
乾いた熱い空気が
発汗を促す仕組みであったと
記されています。
ウォームルームでしばらく
汗をかいた後は
ホットルームに移動して
冷水に飛び込むことで
体を冷ましたといいます。
お客さまは全身を洗って
マッサージを受けたあと
クリーンルームに移動して
リラックスしました。
ギリシアやローマの公衆浴場や
トルコ風呂から現在に至るまで
スパ(=水を利用した健康)
という言葉そのものが
贅沢なトリートメントと
同義語になりました。
ボディーセラピーとは
ボディセラピーによる
肌の健康や熱によって
おこる体内の変化は
古代から現代に至るまで
利点としてずっと
変わらず認められています。
現代のボディーセラピーは
古代からの伝統と
現代の技術革新とを
組み合わせたもので
心と身体の健康を
促進すべきものである
と考えられています。
ボディセラピーは
肌のコンディションに働きかけ
同時に
心と身体に
肯定的に作用する内容のタッチを
組み合わせたものであるべきである,
とも考えられています。
ボディセラピーの際には
熱が欠かせない役割を
担っているということを
お話してきました。
以前お話した
肌をみて分析する方法も
念頭におきつつ,
併せて
ボディセラピーに必要な知識を
積み重ねてまいりましょう。
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