ボディセラピーには
『熱の力』が欠かせません。
ボディセラピーに対して
熱は肌の健康状態を
よりよい方向へ導くのと同時に
精神的にも肉体的にも
心地よさを与えます。
今回のブログでは
熱力学について
解説いたします。
体の中(中核)温度と体の外(皮膚)温度
ひと言で『体温』といっても
体の中と外とでは大きく違います。
体の中心温度は37度ですが
皮膚表面の体温は
37度よりも低く感じます。
外気にさらされることで
体温が急激に変化しないよう、
皮膚には調節機能が備わっています。
外部の気温が変化しても
身体の中核体温を
一定に保ち,維持し続けよう
とする機能です。
体温が上昇しすぎたときの体温調節は?
真皮の血管が拡張すると
体温によって熱くなった血液が
肌の表面付近を
流れるように移動します。
肌の表面が熱くなることで
発汗を促します。
発汗すると
水分が蒸発するため
皮膚表面を冷やし
その結果,血液を冷ます
というメカニズムです。
外部の気温が低いときの体温調節は?
毛穴や真皮の血管を
収縮させることで
血液を身体の中心部に集めて
熱を逃さないようにします。
体温が37度の時でも
皮膚表面の温度は
31度~36度ですので
このことをふまえて
体温調節を行う必要が
あるというわけです。
体感温度の調節はこちら▼
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