今回のブログでは
肌(皮膚)の色について
解説いたします。
遺伝の影響で違う肌(皮膚)の色
ひと言で『シミ』といっても
それをシミとは
いわないのかもしれません。
なぜなら
色素沈着を疑う前に
まずはその人の
本質的な肌の色(=遺伝)を
確認する必要があるからです。
本質的な肌の色を知ることで
熱に対する耐性や
化学的物質の影響だったり
あるいは
物理的な影響を受けたときに
どんな反応をするのか、などなど
肌の質がわかります。
遺伝によるメラニンの形状
メラニンの産生に関わる
ケラチノサイトと
メラノサイトは
36ケラチノサイトにつき
1つのメラノサイトで
ひとつのセットとして
形成され機能しています。
基本となるこのカタチは
遺伝工学的に調べていくと
メラニンの含有量は
人種だとかは一切関係がなく
メラニンの量や大きさが
あらかじめ定まっている
ということがみてとれます。
産生するメラニンの量やサイズ、
タイプや色素の分布は
遺伝によって決まります。
肌の色の変化
肌の色の変化は
ホルモンの影響や炎症,
紫外線の影響によります。
もともとの肌の色が濃いと
(=メラニンの含有量が多いので)
色素沈着が起きやすいのです。
こういった肌の色は
濃くなればなるほど
色素沈着への対処法が
より難しくなるので
正しい対処法を覚えましょう。
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