老化には老化する段階があり
その都度、さまざまな要因が重なり合って
生化学反応を起こします。▼
老化するスピードは、
肌の耐性や健康状態によって
発現に個人差があります。
3つの要因は、対策することで
抑制できるものばかりです。
1.ROS/活性酸素
2.MMP/酵素
3.AGEs/糖化最終産物
今回のブログでは、
ROS/活性酸素について
解説いたします。
活性酸素って何?
呼吸によって取り込まれた
酸素の一部は
通常の状態よりも
より活性化することで
細胞伝達物質や
免疫機能として働きます。
細胞を守る,その一方で
過剰な産生によって
残り余った活性酸素は
ほかの細胞を傷つけます。
活性酸素が余って
過剰な状態が続くと,
やがて
疾患をもたらすことも
わかっています。
活性酸素が発生すると
脂質や細胞膜、たんぱく質
といった皮膚組織の
重要な構造だけでなく
DNAを攻撃し退化させます。
攻撃されたDNAは
損傷を受けたカタチでの
コピーを繰り返すので
損傷は時とともに
損失を拡大することへと
繋がります。
(遺伝のお話はまたの機会に!)
細胞内に発生した活性酸素を
分解する酵素が存在し
活性酸素の攻撃から
細胞を守っているのですが
自身が備えている酵素は
体内から必要に応じて
消失していくため
実際は、肌表面の皮膚細胞を
十分に守るほどの量に乏しく
供給が間に合っていない、
というのが現実です。
なので
外から適度に
抗酸化成分を補うことで
アンチエイジングに
繋げる必要がある
というのは
このことを意味しています。
活性酸素が発生する原因
活性酸素が発生する原因は
環境や汚染
紫外線(UVA、UVB)
喫煙、飲酒
食品、添加物、薬品、
ブルーライトや化学物質,
激しい運動、ライフスタイル
ストレス
などです。
抗酸化成分は身体の中から
優先的に消失していくので
ビタミンCやビタミンE,
ポリフェノールなどの成分を
外側(皮膚)から補給しましょう。
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