今回のブログでは、
体のメカニズムの中でも
初歩的なことを解説します。
肌を弱酸性に保つことが
なぜ重要か?
すでにご存じの人も
改めて再確認しましょう。
皮膚について
人間の身体は大きくわけると
骨と内臓
筋肉と脂肪
皮膚
この3つで構成されています。
この3つの中から、特に
皮膚について解説します。
皮膚は人間の身体を
頭のてっぺんから
足のつま先まで覆っています。
そして、皮ではなく臓器です。
しかも人体の臓器の中では
最も大きいサイズで
すべて広げると畳1枚分ほどの
面積があることがわかっています。
さらに皮膚は、
体の中(内臓)を保護する
という役目を果たすため
常に外気にさらされています。
人間の身体は
内側(内臓、骨、筋肉、脂肪)と
外側(皮膚)の比率が
約7:3で構成されています。
これは、地球の海と大陸の比率と
ほぼ同じなのだそうです。
海と大陸も
身体の内側と外側も
どちらも同じように
綿密に係わり合いながら
バランスを保っています。
肌のPH値について
身体の外側
身体の外側(皮膚)のPH値は
PH4.5~6.5の弱酸性です。
肌のPH値は
男女、年齢、生活環境などの影響で
数値が変わります。
理想的で健康な肌は
PH5.5を保ち続けることで
つくられます。
お肌が弱酸性の環境にあると
殺菌・除菌効果が高く
肌が強く健やかなのが特徴です。
この特徴のことを
肌のバリア機能といいます。
身体の内側
身体の内側 (中) のPH値が
PH7.4前後で安定するのが
もっとも健康な状態です。
PH7.4とは中性にごく近い
弱アルカリ性です。
弱アルカリ性の環境とは
菌が繁殖しやすい、という点が特徴です。
つまり、『皮膚』とは
頭のてっぺんから足の先まで
すべてを覆いつくすことで
体内(弱アルカリ性)に
菌が侵入することのないよう
除菌・殺菌をしながら
身体を守っている
というわけなのです。
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[…] 美肌の基本はいかに弱酸性に整えるかで決まります […]
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