ジョイント美調整の施術後に
取り組んでいただくホームケアは
つぎの2点です。
☆簡単な筋トレ
☆ひたすら水を飲むこと
簡単な筋トレは、できればOK!
というレベルで構いません。
ですが、つぎに示す
『ひたすら水を飲むこと』だけは
真剣に取り組んでいただくよう
強くお勧めいたします。
水を飲むことだけは必ず習慣とする
通常、エステティックの施術後は
身体が刺激されることで
いつもより循環がよくなります。
循環がよくなると
細胞のすみずみに栄養や酸素を
送り届けるだけでなく
老廃物の回収や解毒・排泄が
スムーズになります。
この一連の流れを
手助けをするのが水です。
ですので、施術のあとは
筋トレや運動系の取り組みが
どうしても苦手だったり長続きしない、
という人であっても
少しも気にする必要はないし、
まったく問題ありません。
ただし、
水を飲むことだけは
意識して習慣とする
ことを守っていただきたいのです。
なぜ水を飲むことが重要なのでしょうか?
水を飲むことによって
得られる作用は、つぎの3つです。
1.痩せ体質になる
2.体質改善を促す
3.肌の潤いが持続する
これだけでも水の重要性が
充分にご理解いただけるでしょう。
ですが、もっと基本的なことを
踏まえていただくためにも
水を飲むことの重要性について
具体的な内容を示しながら
お伝えしていこうと思います。
人間は生命を維持するために
たくさんの水分が必要です。
体重に対する割合でいうと
成人男性で約60%、
女性で約55%もの水分を
常に保持しなくてはなりません。
この身体に必要な水分量が
わずか1%喪失するだけで
命に関わるほど危険である
という事実が示されています。
ですが、
少々の水分量が損なわれる程度だと
自覚症状がほとんどないため
意外に多くの人が
かくれ脱水状態(不感蒸泄)に
陥っているのです。
また、若い世代に限らず
日本人の多くが
かくれ脱水についての
正しい知識や情報を持っていない
というのも事実です。
知らないと怖いかくれ脱水状態(不感蒸泄)がもたらす危険性
私たちの身体は、
ふだん平熱で安静にしている時に
汗をかいていなくても
呼吸から約300ml、
頭皮や皮膚から約600ml、
1日に約900mlもの水分を
喪失しているといいます。
運動をしたり高熱を出したり
あるいは、気温や季節といった
外的要因が加わると
蒸散する水分の量はさらに
増えてしまうことなど
いうまでもありません。
皮膚や頭皮や呼吸によって
身体から水分が蒸発することを
不感蒸泄といいます。
水があまり飲めていない上に
不感蒸泄の量が多くなると
脱水状態に近くなることが
事実として示されています。
このことをかくれ脱水というのです。
熱中症や脱水症の発症には
不感蒸泄も大いに
関係しているのですが
このメカニズムについて
自分事として捉えている人が
少ないようにも見受けられます。
たしかに、欧米では
お茶やジュースなどの飲み物や
食物から摂取する水分とは別で、
1日約2リットルの水を飲むべきである
と明確に推奨しているのですが
日本に関していうと
四季の移り変わりや湿度があり
和食そのものにも水分が多く
含くまれていることなどから
一概に言い切ることが
難しいのかもしれません。
事実、1日に飲むべき水の量を
測定しづらいということもあって
どのくらい水を飲むとよいのか
妥当な量に関しての明確な研究発表が
なされていないといいます。
ですので、
水を飲むべきことの重要性を知る機会がなく
自分事として理解する人がまだまだ少ない
のが現状です。
施術のあとに水を飲んでほしい本当の理由
施術や運動のあとは
筋肉の働きがよくなることで
これまであった滞りが
血液やリンパの流れにのって
移動しやすくなります。
水がたくさん摂れていると
老廃物の回収がスムーズです。
私の経験上の話になりますが、
水を飲むようお声かけしても
水分補給しています、とか
お茶を飲んでいるので大丈夫!
とおっしゃられる方が
とても多いことに驚かされます。
お茶やジュースなど
水以外の他の飲み物だと
純粋な水を産生するために
いったん腎臓や肝臓で
ろ過しなくてはなりません。
ろ過せねばならないぶんだけ
腎臓に負担がかかる上、
つくりだされた水が供給されるまでの間は
インナードライ状態です。
これに対して水は
飲むだけで
必要な個所にダイレクトに届くため
すぐに血流に反映されます。
酸素や栄養を送り届け、
老廃物の回収や解毒・排泄がスムーズです。
水を飲むことが
美容だけでなく健康面での
予防にも役立つのです。
水を飲むのが苦手、という人は
単に飲み慣れていない
というケースがほとんどなので
ぜひ、ホームケアの一環として
水を飲む習慣を根気よく
推奨しつづけてください。
お客さまが水を飲むたびに
施術の効果が倍増し
結果的に体質改善へとつながり
喜んでいただけるでしょう。
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