デジタルデトックスの勧め
についてお話しました。
『大気汚染物質』に
ついてお話いたします。
春先に起こる肌トラブルの一因
2月から4月の頃になると
肌がカサカサしたり
目の痒みや赤み、
くしゃみや
喉の違和感に落ち着かない
という声をよく耳にします。
花粉や黄砂よりも
粒子が小さいといわれている
大気汚染物質については、
健康によくないことが
最近、知られてきました。
けれども深刻度については、
認知度が低い、と
言えるのではないでしょうか。
PM2.5とは
大気中に浮遊する
直径が2.5μm以下となる
非常に細かい粒子の
大気汚染物質をいいます。
ボイラーや焼却炉などから
発生するばい煙や
車や船,飛行機などの燃料が
燃焼することによって
発生する排気ガス、
火山爆発の噴煙や
喫煙による副流煙も
すべてPM2.5と呼ばれています。
単一の化学物質ではなく
炭素・亜鉛・銅・すず、
などといった金属が主成分で
他にもさまざまな物質が
混合しています。
日本国内のPM2.5濃度は、
工場施設の規制や
排気ガス規制といった
取り組みが功を奏して
減少傾向にある
と言われていたそうですが
偏西風の流れにのって
諸外国からの大気汚染物質が
飛来するようになり、
とくに黄砂に付着して
日本に飛散するため、
2月~5月あたりは
非常に濃度が高くなります。
アレルギー物質を防ぐために
春先は、ただでさえも
肌が敏感になりやすい上に
花粉や黄砂、大気汚染物質の
飛来が重なることもあり、
それらがアレルギーの原因となることで
『赤みや痒み』といった
症状を招きやすいのです。
マスクや眼鏡を装着し、
外出の後は、
『うがい』や『手洗い』を
徹底しましょう。
悪化させないためにも
アレルゲン物質が
体内に入るのを防ぐ方法を
正しく理解しましょう。
[…] 春のアレルギー症状と大気汚染物質の関係 […]