東洋医学の基本について
くわしくお話しました。
引き続き東洋医学について
お話を進めてまいります。
気について
気は2つに区別して考えられ
ひとつ目は
誕生の際に
父母から受け継ぎ
身にまとうエネルギーで
生命の源でもある
"先天の気"を授かります。
もうひとつは
誕生した後に
呼吸から取り入れられる
自然界のエネルギーや
自らが成長とともに
つくり出すエネルギーで
"後天の気"があります。
気の判断方法
判断するにあたっては
まず始めに臓腑や経絡と
病気の起こり方やパターン,
バランスの状態などを
陰陽の2群に大別します。
陰陽に振り分けたら
さらに病気の盛衰や
正気と邪気の力関係を
説明するために
"虚と実"に振り分けながら
追求して判断をします。
陰陽,虚実,正邪など
どれをとっても二択で
曖昧などありません。
ただ単に良し悪しを
決めてかかるのではなく
すべてはバランス,調和で
成り立っているという前提で
見ていくことが大切です。
また,その治療法として
"補と瀉"という概念が
取り入れられていることを
補足として添えておきます。
[…] 東洋医学で大切な2つの”気”について […]