脳への負担を減らし
リラックスするための
環境づくりについて
お話してまいりました。
更年期以降の女性の
自律神経と疲れについて
お話をしてまいります。
閉経後の身体の機能
閉経後の身体は
自律神経の機能が落ちるとともに
血流の機能障害が起こりやすいので
同じ姿勢を続けることに
耐えることができません。
血管にも衰えが見られ
血液を送り出す力も
ポンプ力が弱いため
血液の循環に影響します。
栄養の運搬や毒素の回収が
スムーズでなくなると
下半身の血流が滞りやすく
ムクミや冷えを起こします。
うつ伏せでも仰向けでも
立ちっぱなしや座ったままの
同じ体勢が長く続くと
関節に負担がかかり
血流が鈍ってしまいます。
同じ姿勢の状態が続くと
痛みの改善やストレスに
対処しようとするため
知らず知らずのうちに
脳疲労を起こしているのです。
だるさを感じることを
なまけているような気がして
罪悪感に苛まれる
という女性が多いようですが
それならそれでなまけても
よいのではないでしょうか?
自律神経と運動
運動についても無理して
毎日がんばったりする必要は
まったくありません。
がんばらないといけない
などと思えば思うほど
自律神経に乱れが生じ
自分を追い詰めることで
ますます身体の調子が
おかしくなってしまいます。
ゆるく生きるという言葉が
注目されているようですが
時間を決めてなまけることは
悪いことではありません。
運動に対する取り組み方も
ある程度の年齢になると
汗をじわっとかく程度の
運動を継続することのほうが
自律神経へのダメージも
脳の疲れも少なくすむのです。
もちろん男性にもやはり
同じことがいえるでしょう。
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