前回のブログでは
中核温度と皮膚温度とでは
体温差がある、ということと
体温調節について解説しました。▼
今回のブログでは
体感する温度について
解説いたします。
温熱中間帯とは
温熱中間帯とは
汗をかいたり震えたり、といった
体温調節機能の作用を
必要としない
中間的な温度のことを
指しています。
熱(エネルギー)を一定に保つために
私たちの身体は
細胞レベルでの新陳代謝など
小さな活動に始まり
普段の生活の中での動作や
スポーツや運動などなど
大きな活動に至るまで
継続的に熱を発生させて
熱の発生と喪失の
バランスを保っています。
熱(エネルギー)を維持するために
逆に、身体を動かさず
ベッドに横たわっている時には
熱の発生が小さくなります。
熱が下がるのを抑えると同時に
保温する力が高まります。
サロンで快適さを提供するためには
身体を休めている状態で
最も快適さを感じる気温は
21度前後です。
ちなみに病院では、季節に関わらず
適温が21度とされています。
サロンで接客する際は
室内とベッドの上とでは
快適に感じる温度が違う
ということを念頭に置いて
季節に応じてそれなりに
工夫を凝らすとよいでしょう。
身体を効果的に温めるには
赤外線や温熱を利用して
なおかつ
乾燥を防ぐ必要があります。
ワサビ
ジンジャー
パイチャー(白茶)など
抗酸化力が強くて、なおかつ
体を温める効果の高い飲み物や
ハーブティーなどが
特にお勧めです。
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