運動不足の状態が続くと
どうなるかというお話をしました。
『骨盤の前傾』
についてお話します。
正しい姿勢を保つには
上半身と下半身をつなぐ
骨盤がまっすぐであることが
重要なポイントです。
人間の本来の正しい姿勢は、
骨盤がまっすぐに立って
背骨全体がゆるやかな
S字カーブを描いています。
骨盤の傾きについては
前後・上下の4つに
分けることができます。
骨盤前傾
骨盤が前に傾くことを
『骨盤前傾』といいます。
骨盤が前傾していると
重心が前に集まるため
太ももに負荷がかかります。
骨盤前傾している人は、
太ももの前面の筋肉や
股関節が固くなることで
骨盤がさらに前に
引っ張られることから
お尻が後ろに突き出ます。
反り腰
骨盤前傾の状態は
『反り腰』などとも
呼ばれることがあり、
椅子に座った時が
最も負担が大きいことが
わかっています。
長時間座った姿勢で、
腰に負担をかけ続けると
慢性的な腰痛を招いたり
椎間板ヘルニアなどを
発症することがあります。
それだけではなく
長時間のデスクワークで
同じ姿勢が続くと
血流が滞ることから
冷えや浮腫みを招きます。
骨盤と肩こり
骨盤で受け止めて
分散するはずであった頭の重みが
背中から肩に集まるので
首凝りや肩凝りの症状を
招きやすくなるのです。
運動の習慣化と同時に
正しい姿勢の維持が
若さと健康の秘訣であると
断言できるでしょう。
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