前回のブログでは、
メラノサイトの働きが色素沈着に
大きくかかわっている、
というお話をしました。▼
今回のブログは、もう一度
まとめて解説します。
メラノソームの構造とはたらき
メラノソームは、
メラノソーム自身の中に
メラニンを含んだ状態のまま
樹状突起を介しながら、
メラノサイトに隣接している
皮膚細胞の周辺に移動して
細胞の核を取り囲みます。
細胞の核(DNA)を守ったあとは、
古い皮膚細胞と一緒になって
表皮層の上方向に移動します。
角質層に近づくにつれて、角化が進み
最終的には皮膚の表面に到達して
剥がれ落ちます。
要らなくなった
コラーゲンやメラニンは
リンパの流れにのって
排泄されるのですが
リンパが滞っていると
そこで色素が沈着して
シミとなって浮き上がります。
色素形成は私たちの肌で
継続的に行われていますが
紫外線だけでなく
炎症や化学物質や
ホルモンなどの誘発要因が
脳にシグナルを送ることによって
促進されます。
美白ケアのポイント
1.誘発を抑える
2.メラニンの排泄
3.色素沈着を薄くする
メラノサイトの発動前に
派手な色素形成や
色素沈着をおこさないよう
ライフスタイルや食生活
スキンケアの内容など
定期的な肌チェックを
お勧めいたします。
アンチエイジングの基本は
この繰り返しといっても
過言ではありません。
スキンケアを見つめ返す
きっかけとなれば幸いです。
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