アレルギー疾患に対する
スキンケアや栄養療法について
くわしくお話をしました。
骨粗鬆症について
お話してまいります。
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症は
閉経期以降の女性に多く発症すると
いわれていますが
実は40歳を超えた頃から
進行が始まっているのです。
女性ホルモンとの関係
初潮~20歳くらいまでは
一気に女性ホルモンの分泌の
高まりを経験しますが
女性ホルモンのゆらぎが
徐々に落ち着くのが
だいたい25歳前後である
といわれています。
女性ホルモンは20歳の頃に
最大値に達したあと
約20年ほどかけて
最大値の半分くらいまで
揺らぎながら下降します。
つまり
40歳を目安に
女性ホルモンの分泌量が
20歳の頃の半分にまで
下がるということなのです。
なぜ骨がスカスカになるの?
女性ホルモンのバランスが崩れると
身体や心の健康によくありません。
そこで骨からカルシウムを
少しずつ溶かし出したり
コレステロール値を
上げたりすることで
疑似的に血液の状態を
女性ホルモンが
満ちている状態になるよう
つくり出す必要があります。
ところがこの働きが続くと
閉経を迎えるころには
骨がスカスカになって
骨粗鬆症を発症したり
高脂血症や
血圧に関するお悩みと
向き合わねばならない
といったことに
繋がってしまいます。
少なくとも40歳を超えたら
カルシウムをしっかり摂って
適度な運動に取り組み
骨を丈夫にしましょう。
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