疲労回復と食べ物は
必ずしも効果があるわけではない
というお話をしました。
脳疲労について
医学博士のお話を
引用してお伝えします。
疲労のメカニズム
疲労は
自律神経中枢の視床下部と呼ばれる部位で
おこるのだそうです。
自律神経とは?
わかりやすい例でいうと
運動をすることで体の中では
呼吸が早くなり
汗をかき始めたり
心拍数が上がったりしますが
このとき身体の動きを
コントロールしているのが
自律神経中枢の働きです。
自律神経中枢の役割は
熱が上がりすぎたり
呼吸が早くなりすぎぬよう
ほぼ一定を保つように
調整をかけることです。
この調整する働きのことを
恒常性といいいます。
なぜ運動すると疲れるのか
運動することによって
通常のときよりも
自律神経の中枢で
処理することが増えるため
脳の細胞では活性酸素が
発生しはじめます。
酸化ストレス状態に
さらされることで
本来の自律神経の機能を
果たせなくなってしまう
これが脳疲労の正体なのです。
参考文献/すべての疲労は脳が原因
梶本修身先生著
疲れを取るための行動の落とし穴
私たちは疲れを取るために
スタミナ食を摂ったり
長風呂に入ったりしますが
ただ一時的にホッとする
というだけのことで
本当の疲労解消にはなりません。
そのホッとする感覚を
脳が捉えることで
ふっと安らいだような
(=疲れがとれる)感覚を
覚えただけなのです。
眠くなるのは疲れのサイン?
脳が疲れるとあくびや
眠気が出たりするのですが
このサインを見逃すことなく
疲労を慢性化させないよう
適度にストレス解消して
身体を休めるよう
意識して心がけましょう。
[…] 疲労が起こるのはなぜ?~自立中枢神経~ […]